走れ!なみへい!

走って食べて読書して。東京在住アラサー女子の気ままなdiary

シューズが身体に与える影響について考えてみる

前回の記事からの続きです。今回脚の負傷から『BORN TO RUN』という本に辿り着き、ベアフットシューズで走ることを経験して、改めて靴の大切さや影響について考えています。

たまたま1か月ほど前に聞いていた『ゼロベースランニングキャスト』というpodcastで最近は「足裏をつけたままでしゃがめない子供が急増中」という話がありました。実は私も昔は問題なく足裏をつけてしゃがめていたのですが、最近それが少し難しくなってきました。どうしてだろうと考えていたんです。

どうやらこれはシューズの影響のようですね。最近は早く走ることを目的とした、にかかとを高くしてつま先を低くする、かかととつまさきのドロップ差が多い靴が多く販売されているとのこと。ナイキやアシックス、そして「早く走れる!」と、子供に大人気な瞬足シューズも、自然と身体が前傾姿勢になるようにつくられているようです。

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瞬足シューズ。出典:アキレスHP

これは早く走るというコンセプトで作られているので、その目的を達成するためには良いのですが、日常的にドロップ差の多い靴を履き続けていると、常に前傾姿勢のままとなってしまい、アキレス腱が伸びずに、そのまま固くなってしまうそうです。これが足裏を付けたまましゃがめない子供が増えている原因だそうです。

これは子供にとって良くない影響を与えます。アキレス腱が短く固くなると足首が固くなり、それは怪我を引き起こすそうです。ただ、ここまで靴に対して知見を持つ人が日本には少なく、常にドロップ差の高い靴を子供に履かせてしまっていることが多いとのこと。今後こういった子供が増えるのは心配ですね。。。

かくいう私もおそらくズームフライやドロップ差の高い靴をこれまで履いており、知らず知らずのうちにアキレス腱が固く短くなっていた可能性があります。ワラジやベアフットシューズ、裸足で走ることがこの問題の対処法になるそうですので少しずつ治していきます。今のタイミングで気づけてよかった!

脚というのは身体を支える大切な機能の一部であり、その足に装着する靴の体に与える影響は絶大です。今回負傷で苦しみましたが、新たな学びがあってよかった。そして自分の子供などができたら、靴の問題は気を付けてあげたいと思います。瞬足など早く走れるシューズを履いても良いけど、運動会やマラソン大会の時など何か目的に沿って履くのがよさそうですね。普段はドロップ差の低いシューズを履き、きちんと身体のバランスをとれるようにする。様々な靴をローテーションで履くというのも良いのかもしれません。

本日はここまでです。写真は先日走った隅田川テラスと月島の釣りエリア(エビが釣れる模様)。暑いですが開放的な気分になる良い季節です。

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