走れ!なみへい!

走って食べて読書して。東京在住アラサー女子の気ままなdiary

ナイキ フリーラン5.0 レビュー

5月末に読んだ『BORN TO RUN』の影響で、今流行りの厚底シューズと真逆のコンセプトをいく、ベアフットシューズ(底が薄く、裸足感覚で履けるシューズ)にずっと興味を持っており、この度、ナイキのベアフットシューズ『ナイキ フリーラン5.0』を購入しました!(『BORN TO RUN』のレビュー記事はこちら:『BORN TO RUN 走るために生まれた』by クリストファー・マクドゥーガル: ランナー必見!怪我知らずの黄金シューズとは!? - 走れ!なみへい!)

約1か月履いてみたので、レビューをしてみたいと思います。

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見た目はこんな感じ。色は黒と白があります。値段は12,100円也。

一言でいうと、すごく良い!少なくとも、日々の練習にスピードを求めない今の私にはとてもよく合っていると思います。今のところこのシューズに変えてからペインフリーです。

感想①:脚が鍛えられている感覚がある

初めてフリーランを履いた時、小学生時代を思い出しました。この靴は、子供のころに履いていた運動靴や学校で履いていた上履きに近いです。地面を感じながら走る感じ。ソールが薄い分、自分の脚の力で走る必要が出てきます。

この靴を履いて数日間は、ふくらはぎと前ももが筋肉痛でした。これまで厚底シューズで走っていた時には無かった筋肉痛。きちんと脚が使われており、鍛えられているのがわかります。

数日経つと筋肉痛もなくなり、この靴で10km以上の距離も走れるようになりました。脚がきちんと鍛えられてきていると思うと、嬉しい気持ちです。ラン後の良い感じの脚の疲労感も良い。

感想②:驚くほど軽く、アッパー素材が柔らかい。まるで裸足で走っているかのよう!

重さは約180g。めちゃくちゃ軽くて裸足で走っている感覚。素材は伸縮性の高い靴下のような素材でつくられており、足にも優しく良く伸びる。

感想③:ソールが減らない。バランスよく走り続けられる

私は走り方に良くないクセがあり、これまでの靴はソールの外側がすぐに減ってしまっていました。これだと重心のバランスがとりずらく、それも脚の痛みの原因のひとつにつながっていたと思いますが、ナイキーフリーはソールの素材がこれまでのゴムのような素材とは違い、固めの素材でできています。走っても走ってもソールが減らない。いつもバランスよく走れる感覚があります。

また、このシューズのさらに驚くべき点は、シューズの87%以上がリサイクル素材で作られているということ。約90%がリサイクルというのはスゴイです。地球にやさしいサスティナブルシューズというのも嬉しいポイントです。

このシューズは10km以下のトレーニングに適しているそうです。あまり長く走りすぎると脚への負担が大きいということですよね。私はこの靴で15kmくらいは走ってしまいますが、20km以上など長い距離を走るときは、これまで履いていたズームフライを履くなど、靴も使い分けていこうと思います。

今回靴を思い切って変えてみて、靴の大切さを実感しました。これまで何年も履いていたナイキズームフライは合わなかったんだと今さらながら実感。そして、今回のシューズでは毎日走っても脚の痛みは出ないことから、私の脚の痛みの原因は靴が合わなかったことが原因だということがわかってきました。

爆発的に売れたナイキの厚底シューズ。履くと足にばねをつけたような感覚がありどこまでも走れてしまいそうな気がする靴ですが、このカーボンプレートが逆に私の脚の機能を弱めてしまっていたのかもしれません。

今回の靴の件についてはもう少し話したいことがありますが、記事が長くなってしまったので次回に回します。

最後はいつぞやの皇居ラン時に撮影した写真です。季節の移り変わりが一番に感じられる皇居。大好きなランスポットです。これからの季節はこの水辺は熱風がすごくなるので注意。まぁこれも季節感があって良いのですけどね。

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