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走って食べて読書して。東京在住アラサー女子の気ままなdiary

同世代の大将が握る江戸前鮨:鮨佳太

先日久しぶりに築地の『鮨佳太』に行ってきました。前回は忘れもしないキャリアコンサルタント試験の前日(笑)だったので、お伺いしたのは2.5か月ぶりです。前回は佳太の近くのローソンで鉛筆と消しゴム買ったな笑。。

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鮨佳太の大将は私と同世代、30代前半です。同世代の大将が老舗のお寿司屋さんがひしめく築地・銀座エリアでお店を構え、最前線で江戸前鮨を握っているという事実、これだけで私は彼を尊敬してしまいます。彼のお鮨を食べると、私も頑張らないと、といつも思います。

 

私もまだまだレビューできる立場にないとは思うのですが、私が感じた『鮨佳太』の魅力は2つかな。

①日々研究・改善されているということがよくわかる鮨である

②大将がチャーミング。たくさんの人から愛されている

まず①について

1つ1つの鮨に対する手間のかけ方がすごい。よく研究されているのがわかります。こちらはシャリに赤酢を使っているのですが、赤酢はマグロやカツオなどの赤身とは相性が良いものの、小肌やアジなどの白身魚とは相性があまりよくないといわれています。それら白身魚とシャリの相性を、鮨佳太では、シャリとネタの間に様々なものを挟むことで解消しています。何を挟んでいるのか、気になったので私はいちいち大将に確認をしてしまいました笑。気になる方はぜひ足を運んで確認してみてください。特にアジに挟んであった●●が私はとても好きでした^^

写真にはないですが、おつまみも本当に研究しつくされています。旬のもの、大将が豊洲に足を運んで本当に美味しいと思ったお魚に、さらにひと手間かけられて、とても美味しくいただくことができます。大将は、食べログなどの口コミもよく読んでいるなと思います。そこのコメントや日々の市場での情報などを参考に日々メニューを改良されている、とても努力されていると思います。

そして②について

大将のキャラクターが素晴らしい。鮨佳太には、地元のお客さんはもちろんですが、豊洲市場や魚屋さん、地元のお鮨屋さんなども集まります。まだ若い大将ですが、おそらく業界ではよく名前が知られているであろう魚業界・鮨業界の方々との関係性が素晴らしい。とても愛されている方というのがよくわかります。それもひとえに、大将のお人柄と勤勉さ、魚を真剣に考える強い気持ちが彼らに伝わるからだと思います。大将はたくさんの人に応援されているんだなと感じます。

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マグロの漬けと小肌。一番初めにマグロが出てくるところが良いですね。
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大トロは目をつぶってしまいました。アジは間に挟んである仕掛けが効いています。
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ウニはいわずもがな。海苔も香豊かで美味しい。アナゴはやわらかく丁寧に蒸してあります。絶品。

久しぶりの『鮨佳太』。大満足でした。

鮨バブルが起きてしまっている状況といわれていますが、鮨佳太は値段もそこまで高すぎないのが良いですね。またすぐに行きたいと思って予約をして帰ってきました。
どこまでも謙虚で勤勉で努力家の大将。これからも応援したいと思います。